WORKS施工事例
うてなのいえ
うてなのいえ
UA値:0.45 W/(㎡K)(断熱等級6)
耐震性:耐震等級3(許容応力度計算)
南北に細長い敷地に建つ、2階建ての住宅。
中央に2層吹き抜けのあるLDKを配置し、上下階のつながりを確保しながら、自然な空気の流れを生み出している。吹き抜け以外の空間は天井高を抑え、空間全体にメリハリと落ち着きをもたらしている。
建物は中央のパブリックゾーン(LDK・子供部屋)を核に、東側に屋根のかかった広めの玄関ポーチ、西側に寝室や水回りを配置。生活のパブリックとプライベートを明快に分けた、機能的なゾーニングとしている。
洗濯から収納までの家事動線はコンパクトに計画され、日常の利便性にも配慮。日射は軒の出や窓の配置によって調整され、時間帯や季節に応じて快適な室内環境を実現している。
「うてな」とは、もともと“何かを据えるための台”を意味する言葉である。本計画では、暮らしの中心に据えた吹き抜けのあるLDKが、まさにその「うてな」として機能している。空間を垂直方向に貫くこの吹き抜けは、上下階をやわらかくつなぎ、家族の気配や風の流れを受け止める、住まいの核となる存在である。
また、建物自体の縦に伸びるスリムなプロポーションは、塔のような佇まいを感じさせ、空間構成とともに暮らしの重心がこの中心に自然と集まるように設計されている。
「うてなのいえ」という名称には、こうした空間構成とプロポーションに込めた、静かで確かな“芯”を持つ住まいへの想いが重ねられている。
■所在地 群馬県桐生市
■施工 株式会社金子建築
